ポイントサイトからどのマイルに移行するか 2019
※長文です
最近、BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)のAviosに交換出来る
三井Aviosルート(仮)というのが噂になっていますね。
私が知ったのは2019/2後半です。
このルートを含めて2019年現在、赤組(JAL専)が
どのマイルに交換したら良いかを考察してみたいと思います。
因みに私は
- 3種類のバイマイルサイトを利用
- 自分や家族分の複数回のAvios発券、キャンセルも経験
- 最大50,000Avios以上保有
位の経験値です。
尚理論上の話ではなく、実際に使えるレベルでの考察をしたいと思います。
もくじ
- 三井Aviosルートの交換率(BA Avios)
- ドットマネールートの交換率(JALマイル)
- moppyルートは現実的か
- バイマイル(バイAvios)の単価と現実性
- バイAviosと三井住友ルートの比較
- バイAviosとJALマイル どちらを貯めるか(単価編)
- Avios発券とAviosを保有する事のリスク、発券の注意点
- 総括
三井Aviosルートの交換率(BA Avios)
Pex → 三井住友ワールドプレゼント(100%) → BA Avios(60%)
です。
最小単位の交換ですと以下のようになります。
10,000Pex(1,000円) → 三井住友WP(200P) → 600BA Avios
1Aviosの単価は1.67円ですね。
ドットマネールートの交換率(JALマイル)
ドットマネー → JALマイル
です。
最小単位ですと
500マネー(500円) → 250JALマイル
1JALマイル単価は2円です。
moppyルートは現実的か
JALマイルを貯めるに置いてよく話題に上がるmoppyルートですが
moppyルートを効率的に利用出来る条件は
この通りです。例もあってわかりやすいですね。
交換する為の12,000Pを保有した状態で
交換月に15,000Pの広告利用があった時に月1回のみ4,500Pの還元。
これ相当厳しいですよ。 継続的に可能でしょうか?
15,000Pってことはクレジットカード2枚ほど作れって事です。
しかも月に1回のみなので実質このルートを通れるのは7,500P
稼いだポイントの半分程度しか通過出来ません。
ロスが無くても80%ではなく、50%と80%の間で65%程度の交換率ですよね。
大手ブログ様では紹介者の永続ポイントを狙った記事ばかり上がっていますが
こんなポイントの稼ぎは続きませんし全く現実的ではないと思っています。
ですのでmoppyルートは一切考慮に入れません。
バイマイル(バイAvios)の単価と現実性
最近のバイAviosの現状は
- Vente-priveeは一瞬で終わるしほぼ買えない
- スペインGrouponは消えたがまた戻ってきた
- 単価の安い2,000マイルを必要分だけ買い集めることは難しい
ですのでバイマイルの1Avios単価を1.2円台で考えるのは無理があります。
セールが2回あれば
1回は2,000Aviosのみ
1回は2,000Avios + 次に単価の安い8,000Avios
みたいな買い方が現実的ではないでしょうか。
ユーロ円の為替は変動的ですが、為替手数料込で1ユーロ130円で考えると
(例)
2,000Aviosを2回 38ユーロ
8,000Aviosを1回 99ユーロ
合計12,000Avios 137ユーロ 1Avios単価 1.484円
これくらいの運用が現実的かと思われます。
ですので今回は、バイAviosは単価1.5円 で考えようと思います。
バイAviosと三井住友ルートの比較、JALマイルとの比較
上記の通り、バイAviosは単価1.5円程度です。
上記より効率が落ちても8,000Aviosを購入する単価の1.6円まで
方や三井住友ルートは1.67円
Aviosを貯める場合、スペイン版Grouponの挙動やマイル付与が安定している現在
ポイントは現金で受け取って、Grouponで買う方が安い
です。 夢も希望も無い感じですが現実的に。。
購入時にクレジットカードを使って、そのマイルも付きますしね(1%程ですが
バイAviosとJALマイル どちらを貯めるか
バイAvios単価1.5円
JALマイル単価2円
取り敢えずディスカウントマイルなしの通常時です。
①特典航空券、JALマイル6,000路線(伊丹-羽田 等)
バイAvios → 4,500Aviosなので6,750円+空港施設使用料
JALマイル → 6,000マイルなので12,000円
②特典航空券、JALマイル7,500かつ距離650マイル以内(伊丹-鹿児島 等)
バイAvios → 4,500Aviosなので6,750円+空港施設使用料
JALマイル → 7,500マイルなので15,000円
③特典航空券、JALマイル7,500かつ距離650マイル以上(伊丹-那覇 等)
バイAvios → 7,500Aviosなので11,250円+空港施設使用料
JALマイル → 7,500マイルなので15,000円
ディスカウントマイル時期だと2割程の割引になりますが・・・
①②の場合どっからどう見てもAviosですね。
特に②の距離の場合は倍以上になってしまいます。
③の場合、ディスカウントマイルの時期だとお得感は生まれません。
ですがAviosで損するのは単価1.6円付近の時だけです。
もう一つ、マイルの賞味期限です。
Avios、JALマイル共に基本的には3年です。 が・・・
Avios:Aviosの変動があった場合、全てのマイルがそこから3年に伸びる
JALマイル:JGP以上の資格を取らないと延長は無し。ただeJALポイント交換が出来る
次にキャンセル料です。
Avios発券:空港施設使用料を払った金額
JALマイル:3,100円。しかし区間の変更が無ければ何度でも変更出来る
この変更について、難しいところですよね。
よく使う路線がある人は変更無料で1年以内の便に振り替えれますし。
でもまぁ空港施設使用料のみでのキャンセル可の方が強いと思います。
この3つの要因で比較する限り、もうAviosしか無い!ってなりますよね。
ですがAviosにも色々とリスクが有る訳で。。
Avios発券とAviosを保有する事のリスク、発券の注意点
- 往復予約すると片道のみのキャンセルが出来ない
旅先で帰りの日のみ日をずらしたいって事が出来ません。
ですので私は必ず片道ずつ発券するようにしています。
- 必ず窓口でチケットに交換する必要がある
予約番号等を確認出来るものを提出して、チケットを出す必要があります。
混んでる空港だと時間を要することも。(JAL上級会員だと便利です
- 明日、明後日の発券が出来ない
以前は当日発券まで可能だったのですが、現在BAのページで予約が出来ません。
明々後日(3日後)からが可能です。
一方JALは明日の発券が出来るようになりましたね。
- OneWorld以外の提携航空会社の特典航空券発券が出来ない
いつかはマイルを貯めてエミレーツ!A380! みたいなのが出来ません。
JALは提携航空会社を多く持っていますし海外路線を狙う人には大きいです。
またジェットスター運行もJALマイルのみですね。
- JAL特典航空券PLUSの恩恵に与れない
JAL国際線にて、ほんの少しマイルを追加すれば発券出来ることが多々あります。
この可能性が無くなってしまうのは大きいです。
完全なドメ専(国内専門)な方なら問題ないですが・・・
- 長距離路線に弱い
韓国や台湾なら良いですが、中距離~長距離になると必要Aviosがグッと増えます。
これもドメ専な方なら問題ないですが・・・
- 海外の航空会社のマイレージルール変更が多く突然
コレが最大のリスクだと思っています。本当にルール変更が即時な上に多いです。
BAの場合、私が使いだしてからでも
・発券可能期間が2ヶ月より長かったのが2ヶ月に
・直前日の発券が不可能に
・発券可能日当日の開始時間が 0:00 → 9:30に
・JALお得意様番号に結びつけての座席指定可 → 不可 → 可能に
またUNITEDのマイルのように、必要マイルが突然倍になったケースもあります。
(その後また元に戻りましたが
現状、頻繁にGrouponでセールがあるので
必要な分だけ買い増す感じが良さそうではあります。
総括
国内線コストパフォーマンス的には確実にAvios
夢と国際線を求めるならJALマイル
ただ貯めるのを全てAviosにするのはリスクも多い。
賞味期限を伸ばせるのに常に改悪に怯えながら貯めることになる。
・ポイントはすぐ使う派
・ドメ専
・最新情報を調べつつ挑戦心溢れる方
・翌日発券とか別にいらない
この条件が揃う方はAvios全力でもいいと思います。
私の場合は国内限定で考えても、翌日発券の強みがありますし
最低限家族で目的地まで往復するマイルを保有した上で・・・
以降をAviosにするか国内線の利用頻度とあわせて考える
こんな感じですね。
やはりAviosはJALマイルとAviosのルールを良く知った上で、
かつ改悪に怯えつつフロンティア精神を持って使うものだと思います。
色々と複雑になりましたが参考になりましたら・・・
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