国税のクレジットカード納付が出来るようになり便利になりました。
所得税 贈与税 相続税等、対応しているものは多いです。
しかし相続税や贈与税等でクレジットカードの限度額を超える場合にどういう方法があるかを考えていこうと思います。
※ここでは法人は除外し、個人について考えたいと思います。
※私が調べたり税務署等に電話して確認した内容ですが、内容を保証するものではありません。
前提条件
手数料が0.82%掛かるので、還元率が1%を超える事が前提となります。
ほとんどのデビットカード、プリペイド式クレジットカードが除外されます。
Vプリカについても還元がないのでダメです。
ここで限度額のないダイナース、そして事前入金出来るAMEXが除外されてしまいます。
双方共に納税の際は還元率が0.5%に落ちてしまいますので。。
この2つ、どちらかが1%還元だと楽だったんですけどね・・・実質幾らでも行けることになりますし。世の中甘くありません。
支払い方法
国税クレジットカードお支払いサイトでは1回の決済が1000万円未満です。
ですが現状、900万円+500万円で1400万 等、複数回に分けての納付が可能なようです。
そして複数のクレジットカード利用が出来ます。
限度額ごとに入力する必要がありますけどね。
またクレジットカード納付と銀行振込を併用することが出来ます。
これは以前から現金納付と銀行振込での納付を併用する方が一定数おられたそうです。それと同じなので問題ないという回答をもらいました。
一時的な限度額の増額
クレジットカード発行会社に連絡して一時的に限度額を上げて貰う方法があります。
例えばJALカードだと
サイトにログインして申請する方法もありますが電話連絡して必要になる理由等伝えた方が増額枠が大きいです。私はJCBカードで電話連絡してみましたが、必要になる2週間前を目処に連絡しないと先のことは答えれないとの事でした。
尚、「銀行の残高証明書+お金を動かさない誓約書でガッツリ上げて貰えないか」という相談もしましたが、「電話で必要額を伝えて回答を貰うかたちでのみ対応させて貰っています」という答えでした。
結構事務的。残念。
注意事項
例えば、JCBのカードを2枚持っているとします。
両方共限度額が100万円です。
これは合計200万円の決済は出来ません。2枚合計で100万円です。
総括
以上から導き出される答えは・・・
- ブランド別で1%以上の還元のカードを複数用意する(限度額が高ければ高いほど良い)
- 決済できる限度額ごとに複数回に分けてクレジットカード納付する
- 無理な残額は振込にて納付
こうなりそうですね。
また新しい案や知識を得た場合に追記で更新していこうと思います。